いつから使っているんだろう。私はメールソフトにEmacs+Gnusという組み合わせで使用しています。Macを使い始めてもう26年目に入りましたけど、最初はMacでEmacsを使えたわけではないので、いつから使い始めたのか全然記憶にも有りません。ただきっかけはLinux。Mac使いの私は職場のWindowsパソコンを使うにあたって少しでもWindowsに慣れるために個人でWindowsパソコンを購入したのはいいものの、やはりWindowsは嫌いで当時流行始めたLinuxをそのパソコンで使い始めたのがきっかけだったように思います。最初のLinuxは雑誌の付録から何かからインストールしたSlackwareだったと思います。Unix Magazineなんて本も買っていたような...。そうそう、よく分かっていないのに京都国際会館で催されたLinuxのカンファレンスにも行ったことがありました。たぶん20年近くEmacs+Gnusでメールを受信しているのに、いまだにLispを理解できていない...。たぶん理解なんてできないのでしょうが......。
VBAも何度か挫折しました。MS ExcelはまだWindows 95が発売される前からMac用に存在していて、私が最初に使ったのはVer.3だったかもしれません。すぐにVer.4になったような...。VBAというもので書けば自動処理ができるということで、面倒くさがりの私は本を買って勉強しましたが、簡単に理解できるわけもなく...。それでも挫折し、思いだしてもう一度やってみて...、を繰り返すうちに今ではADOやDAOの参照なども含めて、独学だけでExcelやAccessでそれなりに複雑な仕事の処理を自動処理できるようにまでなりました。それでも家でMacを使う時間は至福の時間、職場でWindowsパソコンを使う時間は苦痛でしかない時間に変わりはありませんが......。
Lispも何冊か本を買っていますが、いまだによく分かりません。何度も挫折してやっと少し分かりかけたと思っていて、少し間が空くとまた忘れて分からなくなってしまい......。でもVBAでもそうだったように、何度もやっていればそのうち少しは前進するかなという、楽観的思い。
で、しばらく前からEmacs+Gnusで、今まで通りメールは受信できるものの、なぜかメールの送信ができない...。まぁ、Mac標準のメールソフトやThunderbirdを使えば送信はできるので半年くらい放っておいたのですが、やはり不便なので調べてみました。契約しているレンタルサーバーのsmtpの仕様が変わり、SSL認証が必要になったとか。Gnusを使用するには.gnus.elというファイルに設定を書くのですが、
次の一行を加え、ポート番号を変える、
ということで、めでたく送信可能に。
smtpmail-stream-type 'ssl ←加えた1行
smtpmail-smtp-service 465 ←SSL対応のポート番号
Emacs+Gnusは、豊富な機能、豊富なカスタマイズ、など離れられない存在なのですが、Lispがちゃんと喋れないからいつまで経っても使いこなせません。
きょうは自転車に関係ない私的メモということで(まぁ、いつも私的メモにすぎないけど)。