土曜日のNHKの番組『チャリダー』は東北高校自転車部の吉田君のお話でした。1年生の時、ひ弱な感じで、自転車部で続けられるのかなという印象だった彼が3年になり、キャプテンになり......。3年間目立った成績を治めることができず、最後のインターハイ予選でスクラッチの入賞を目指す......。
一次予選はなんとか通過し、予選決勝。残念ながら7位で入賞はなりませんでした。他の選手はディスクホイール、彼だけ普通のスポークのホイールでした。もし彼の自転車がディスクホイールだったら......。自転車は一番大事なのは本人の力だと思いますが、機材スポーツでもあります。ディスクホイールとスポークのホイールの差はけっこう大きいのではないかなぁ......。機材の差を嘆いても仕方ないのですが。
決勝敗退の後、ローラーでクールダウンしている彼の半泣きになりそうで、涙を必死にこらえている顔が印象的でした。そして後輩達の走りに応援する彼。「取り柄がないから続けないと何も残らない気がして」といった内容の、自転車部を続けて来られた理由のシーン。
やっぱり頑張り続けることが一番大事というか、美しいと感じた番組でした。自分もそうありたいですが、全然ダメな姿しか......。そう、ウダウダ言っていないで頑張れば良いだけなのです。