太秦ライムライト
2014年 07月 13日
この方を知ったのはいつのことだったろう...。たしか従兄と一緒にテレビを見ていて、この方が同郷の出身と知った。そして次の週とか、他の番組とか、試しに観てみたら、いろいろな番組で斬られる姿を見た。「本当にまた出てはるは」「有名じゃないけど必ず出てはる...」。時代劇をいつも観ていたわけではないのですが、一度知ってみたら実は何度も観ていたのかも...。
そしてそれから何年たったのでしょう。いつの間にかこの方に注目が...。その方は福本清三さん。5万回斬られたと言われる、斬られ役で50年以上を過ごされてきた、わが同郷出身の俳優さんです。
朝から雨が降るきょう、福本清三さんの55年間の俳優人生で初の主演映画『太秦ライムライト』を観てきました。物語の斬られ役一筋で、という部分がご本人の生き様なのでしょうね。「どこかで誰かが見ていてくれる」という言葉も、ご本人の今までの役者生活そのものを現しているのでしょう。
この映画、関西で1カ月前から先行上映され、きのうから全国で上映になったのだそうです。きょうの上映後、ご本人は来られませんでしたが出演者の中からお二人が来られ、トークショーもありました。
物語は時代劇が下火になる今の状況と、その中で仕事が無くなっていく斬られ役の人たちの現実を映し出しつつ、主人公の斬られ役を愛する気持ちがグッと伝わってくる内容となっていました。そして時代劇の次代と、京都・太秦からの発せられる映画への愛情が込められている...(うまく表現できませんが)。
普段映画はほとんど観ない私ではありますが、観て良かった......。
そしてそれから何年たったのでしょう。いつの間にかこの方に注目が...。その方は福本清三さん。5万回斬られたと言われる、斬られ役で50年以上を過ごされてきた、わが同郷出身の俳優さんです。
朝から雨が降るきょう、福本清三さんの55年間の俳優人生で初の主演映画『太秦ライムライト』を観てきました。物語の斬られ役一筋で、という部分がご本人の生き様なのでしょうね。「どこかで誰かが見ていてくれる」という言葉も、ご本人の今までの役者生活そのものを現しているのでしょう。
この映画、関西で1カ月前から先行上映され、きのうから全国で上映になったのだそうです。きょうの上映後、ご本人は来られませんでしたが出演者の中からお二人が来られ、トークショーもありました。
物語は時代劇が下火になる今の状況と、その中で仕事が無くなっていく斬られ役の人たちの現実を映し出しつつ、主人公の斬られ役を愛する気持ちがグッと伝わってくる内容となっていました。そして時代劇の次代と、京都・太秦からの発せられる映画への愛情が込められている...(うまく表現できませんが)。
普段映画はほとんど観ない私ではありますが、観て良かった......。
by dottensya
| 2014-07-13 23:47
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