伊吹山ヒルクライム大会 走行編
2013年 04月 17日
大会は距離にして約15km。走る前に考えたのですが、1km4分のペースで登ることができたら1時間を切ることになります。何も考えることなくそれを目標に...。
最初の2kmまでは1km4分以内に収まっていましたが、3km地点ですでに制限時間を超えてしまいました。そして走るにつれ1時間を切るなんて私にはとんでもないということが分かってきます。昨年のゴール地点では去年のタイムより少し良かったのですが、最後のところでもうアップアップ状態...。「もうタイムなんてどうでもイイやぁ」という思いが込み上げてきます。バテた状態のまま、それでもなんとかゴール。
頂上では、とりあえず荷物を受け取りに行きますが、荷物の場所には誰も居ません。ブルーシートの上にただ荷物が置いてあるだけで、どこにあるのか分かりません。ドイターのバックなので他にも同じようなものが多く、やっと見つけてウィンドブレーカーなどを着込みます。預けたときに半券を渡され、これと交換に荷物が帰ってくると思っていただけに、なにこれ(?)って感じ。人のカバンでも勝手に持って行き放題状態と言えます。
驚いたのですが、通常はスタート前に荷物車は上に上がっていると思うのに、2号車がまだ頂上へ到着していないというアナウンスが...。服を着込むことができないため寒い思いをした方も多かったみたいです。こんなこと考えられません。
周りを見ると何やら列ができているので、完走証でも受け取る列なのかなぁととりあえず並んでみたら、バナナと暖かいミルクティーを配っていたのでした。何の列だか案内は無く、こんなのを配っていると知らない人もあったのではないかと思われます。そして計測チップもどこで返すのが当初はサッパリ分からず...。
一通り終えて自転車に戻ろうとしているところで、後ろから私を呼ばれる声が。ふり返るとブログを拝見しているasyuuさんでした。昨年この伊吹山ヒルクライム大会で初めてお会いし、きょうが2度目。それで私の姿を覚えていてくださり声をかけていただき感激でした(^^)。
去年はとても天気が良く遠く乗鞍まで見えたのですが、今年はそこまで見晴らしは良くなかった...、とは言うものの遠くの山までそれなりに見えました。
こんな感じで写真を撮っていると「まもなく午前の下山が終了するので、下山者は急いでください。午前の下山時間終了後の下山は、午後の実業団レース終了後となります」と言ったアナウンスが。asyuuさんにもう一度ごあいさつをと思いましたが、午前中に下山したかったので下山へ。
昨年下山するときに、「こんなに登ってきたのかなぁ。長いなぁ」と思ったのを思い出しつつ、昨年のゴール地点まで来ると何やら前に止まっている集団が...。実業団レースが登ってくる時間と重なるとのことで、登ってくるまで1時間程度ここで待ってくださいとのこと! 「なんやそれは!!!」と怒りの気持ちも湧きつつ、特にJプロツアーの選手の走りを見る機会は無いので、「良い機会」と怒りを抑えることに...。
止められてから30分以上待ったと思います。やって来たと思ったらチーム右京の選手がたった一人独走で走り去っていきます。あとで分かったのですがあれがホセ選手。1分以上空いていたと思いますが、次にやって来たのが土井選手と2〜3名の集団。そしてそれから選手達が小集団だったり一人一人だったりで登ってきます。
一番驚いたのは女子の金子選手。速かったです! しかも男子の中で...。次に女子を見たのは何分後だったでしょう...。金子選手独走状態。リザルトを見たら2位の女子とは7分もの差があったみたい......!
ある程度登ってきたところでもうクラス別の優勝争いに関係ない辺りまでいったのでしょうか。まだ実業団が登ってくるけど、下山しても良いとのこと。下山途中に比叡山ヒルクライム大会でお会いしブログを拝見している桃春さんを発見し「桃春さんがんばれ〜」と声をかけたけど、彼女に聞こえたかどうか...。
無事下山後はそのまま駐車場に戻り、帰りは高速を使わずに湖岸道路を走って京都まで帰ってきました。
一番の不満は自分の走りですが、いろいろ運営面で不満の残る大会でした。せっかくの大会なので来年は改善していただきたいところです。そうそう、去年は完走証がありましたが、今年は無かったみたい...。去年の完走証も受け取った後、ゴール地点のどこかで落としてしまっていたくらいだからまぁ別に要らないのですが...。参加賞はOGKの「かもめ☆チャンス」ボトルでした。
色々と運営のトラブルもあったようですが、大口スポンサーが降りて資金的に苦しくなった上に、昨年まで運営に関わっていたスタッフが多数居なくなり、内容の引継ぎも殆ど行われなかったことで致し方ない面もあろうかと思います。
その点、京都車連のレース運営はスポンサーに関係無く安定して行われているので、やはり主催者の形態とその力量で運営は大きく変わるものですね…。
伊吹山に参加するのは去年に続いて2回目ですが、今年は頂上まででしたので15kmを登り続けるのは初めてでした。楽しめましたが、前半のペース配分をまちがえた...! 来年は参加するかどうか分かりませんが、コースは走りがいのある楽しめるコースなので、次に参加するときはペース配分で失敗しないようにしたいと思います。
運営面ではいろいろ問題有りで...。2号車の荷物が到着していなかったので、頂上で1時間以上寒い思いをされた方は本当にお気の毒でした。荷物が届いていないというのは考えられない不手際です。その他駐車場への誘導問題など、改善事項は多いです。せっかくの楽しいコースなので、ぜひ改善して毎年開催されるように願っています。