パイオニア ペダリングモニター
2016年 05月 06日
初めてペダリング効率を測ってみた感想は、「ゲゲッ、こんなにダメなんだ......」という悲しい結果。軽く回しているだけでは効率30%前後(;_;)。しかし、片足ペダリングをしてみると...,
これは左足。
そして右足。
両足に戻すと途端に...(^^;。
ペダリング効率の良いペダリングは、実走の際のペダリングとは異なるという話もあったりはしますが、これはこれで面白いです。当分遊べそうな、
ペダリングモニターも試用した経験がありますが、これも同じで、ペダリング効率が良くなれば単純にパワーアップになるとは限らないと感じます。効率の方に神経をつかい、結果的に自分のもてる最大パワーが出せなくなる、という感じです。(片足ペダリングのように引き足を確実に使えば効率という面で数字上は高い数値が出ますが、事実上、80を超えるような高ケイデンスでは、それほどの効率で引き足を実践することは不可能です。むしろ、引き足を殆ど使ってない状態で効率の数値を上げることの方が重要です)
ペダリングを上手にする一番の近道は、大ギヤを低ケイデンスで回すことですが、多くの自転車本とかネット情報では、速く走るには高ケイデンスをと教えているので、ペダリングがいつまで経っても上手になれない人を多く見かけます。
自分がロードに乗り始めた頃は、42×21より軽いギヤが無かったので、それで花背とか上ってたため、嫌でも低ケイデンス+高パワーを要求されましたが、そのことでペダリングが上達したと思います。
私もパワーを出すためのペダリングと実際に速く走るためのペダリングは違うというのは実感しています。ペダリング効率も、強度とともに上がるっていうのが考え方のようなので、無駄な力を使わないという点でのペダリング効率とはまた違うようです。
私のペダリングはめちゃくちゃかもしれませんが、私も普段は引き足を意識することはないです。18時を過ぎたら、片方の踏み込む脚の邪魔をしないように力を抜くというような感じかなぁ...。これができているかどうかが、ペダリングモニターのベクトルで確認できるのが面白かったりします。
パイオニアのペダリングモニターは、低強度では30%前後のペダリング効率を指すのが通常のようであります。
あまり数値にとらわれすぎても、それも間違いだろうと思っていますが、須田晋太郎さんの『ロードバイク パワートレーニングの教科書』を読むと、パイオニアのペダリングモニターの使い方への理解が深まるように思います。まだ読んでいる途中ですが......(^^;。