春の陽気に誘われて。
2015年 04月 25日
思い起こせば、あの日はここにイチョウの黄葉を見に行くはずでした。京見峠を越えて直接行くか、花脊峠から京北をグルッと回っていくか...。時間の余裕があったので京北からグルッと回るコースを選択して行って、倒れたのでした。2014年11月16日。
その岩戸落葉神社に行ってきました。最初は先週と同様に雲ヶ畑の岩屋橋まで行く予定で。元気があれば持越峠〜杉坂〜京見峠を越えて一周して帰ってこよう。さらに元気があれば岩戸落葉神社まで行ってから帰ってこようと...。
雲ヶ畑までは先週よりももう少しゆっくりペースで。ゆっくりであるからこそ気がつく道路の勾配などを感じつつ、「あぁ、ここはこんな勾配だったのか。TTの時は登りという意識だけで細かいことに気づかず走っていたのだなぁ」と、いろいろ思いながら走るのも新鮮で楽しいです。
岩屋橋の洛雲荘では、新緑がきれいでした。高校生、大学生くらいのローディ4〜5人くらいの姿がありました。
先週同様そのまま帰るという手もあったのですが、天気も良いしそのまま帰るのはもったいなく、持越峠を越えることに少し不安はあったのですが、久しぶりに持越峠越えを選択しました。13%の坂も「思ったより落ちていないかも」と思いつつ登り終え、雲ヶ畑小中学校を望める眺望ポイントで写真を撮ろうかと思っていたのですが、先にローディさんが何人かそこで休まれていたのでパス。そのまま通過します。
持越峠を下りきった場所ではまだしだれ桜が残っていました。
杉坂まで下ったあとは、「行けそうだな」と思って、岩戸落葉神社を目指します。飛ばしすぎることなくマイペースを保って走って程なく到着。最初の写真の通り、あの日はここに来る予定だったんだなぁと感慨にふけってしまいました。
岩戸落葉神社からの帰路は杉坂まで戻って京見峠を登ります。杉坂からの京見峠は鷹峯側から登るよりは勾配は楽で、マイペースで走ればそれ程しんどいという坂でもないのですが、水くみ場あたりまで来たときは、「あぁ、脚をだいぶ使ってしまったかも」と思ったくらいで、やはりまだ復活には至りません。まぁ、それほど走っているわけでも無いから何もしていないのにすぐに復活するわけもないのですが......。それにしても元気なときに100km走ったあとに杉坂から京見峠を登るときの方が楽なくらい、今の私は落ち込んでいるみたいです。
京見峠を登って下り始めると新たな眺望ポイントが。
ここもだいぶ木が切られたみたいで、以前はこんなに見えませんでした。遠くに見える真ん中左部分の緑は下鴨神社あたりかな......?
京見峠を無事に下って、なんとか家に到着。約36kmにほぼ2時間かかってしまいました。自宅に着いたときは「まだもう少し走っていたいなぁ」と思ってしまったくらいでしたから、強度的もなにも問題なかったんでしょう。自転車で走れることに本当に感謝です。徐々にでいいから少しずつ復活できますように......。
ボクもサイクリングを再開して、登りなんかは以外と登れましたね。たださすがに、体は鈍っていたようで帰宅後の筋肉痛が半端ではありませんでした。
お互い、ボチボチと走り続けていきましょう。
本当はあの人同じコースで走って、あの日を越えたかったのですが、とりあえず目的地に達するということだけは達成しました。私もそうしないとあの日より先に進めないような気がして...。必ず、いつかあの人同じコースを無事走ってあの日を越えようと思っています。